秋田最終日

9時前に湯瀬ホテルを出発してアスピーテラインを走る。入口のあたりは道の脇に雪が少し残っている程度だが、山頂に近づくにつれ雪の壁が高くなる。やがて観光案内の写真で見た雪の回廊が現れると、あえてゆっくり走ってみたり。大深沢展望台で車を止めて目の前の景色に驚く。いままで下から見上げていた山々が眼下に広がり、はるか日本海までもと思わせるくらい遠くが見える。

さらにアスピーテラインを上り八幡平山頂レストハウスに車を止める。行けるようなら山頂に行ってみようかと思ったが、山頂への遊歩道にはまだかなりの積雪があるようなので、無理せずレストハウス周辺を歩くことに。

レストハウス駐車場から見る景色も素晴らしい。近くは岩手山、そして遠くには鳥海山までもが望める。八幡平の名が表すとおり、山頂近くにありながらなだらかに広がる地形が新鮮に映る。

アスピーテラインを今度は岩手側に下って、東北道に乗る。紫波サービスエリアでの休憩を挟んで、北上ジャンクションから秋田道に入り、横手まで一気に移動。藤春食堂で焼きそばを食べようと思ったのだが、店の外まで行列ができていて、しかも動く気配がない。ここはあきらめて秋田ふるさと村の中の出端屋と林泉堂で焼きそばと比内地鶏ラーメンを食べる。焼きそばは太目の麺と甘いソースに目玉焼きの黄身が絡んでまろやか、ラーメンは細麺に比内地鶏のスープとさっぱり塩味がよく合う。

秋田ふるさと村でお土産を買って、再び秋田道に乗って秋田空港へ。レンタカーを返して、17時過ぎに秋田空港を出発し、18時30分前に羽田に到着。途中夕食をとって帰宅したのが21時ころ。西日本出身者からすると秋田は最も遠くに感じる県だが、行ってみれば魅力的な自然があふれていた。今回は日本海側に行けなかったが、また機会があれば訪れてみたい。

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