2013年1月
改めて自民党の変質を感じる
「国賊か!? 『赤旗』で"日本叩き"に加勢した自民党元重鎮」。記事そのものはいわゆる産経クオリティというやつで、まじめに読むのが馬鹿らしくなるくらいの代物だが、加藤紘一氏のインタビューが赤旗に掲載されること自体が象徴的ではある。河野洋平氏にせよ加藤紘一氏にせよ、河野談話が発表されたときは自民党政権の中枢にいた人物で、彼らの考え方が自民党の主流、少なくとも主要な考え方のひとつであったにもかかわらず、いまやこうした立場に位置する人物は自民党内に見る影もない。インタビューの内容から加藤紘一氏がとくに考え方を変えたわけでもなく、加藤紘一氏から見ると自民党は共産党よりも遠くなるほど右側にシフトしてしまった。国民政党としての自民党はすでにないのだなぁと、また憂鬱な気分になる。
こんなことまで心配しないといけないのか
「『護憲=9条守れ』という古いステレオタイプからそろそろ卒業して、もう一歩進んでみよう」。進んでみようと言うよりも、ここまで追い込まれているのかという感じだ。基本的人権が脅かされる現実がこんなに近くに来ようとは...。
市川の市民ギャラリー
芳澤ガーデンギャラリーと木内ギャラリーに行ってみた。もっともどちらも閉館時間ギリギリに駆け込んだ状況だったので、ゆっくりと見れたわけではなく、雰囲気だけ味わった感じ。芳澤ガーデンギャラリーは寄贈された土地と庭に新たにギャラリーを建てたもので、それ自体に特筆するところはなかった。むしろ古い建造物を移築して利用している木内ギャラリーの方がおもしろい。マンション建築のために日本家屋の部分が取り壊されてしまったのが残念だ。
語るに落ちる
「『とくダネ!』小倉氏らに反論」。橋下氏が言っていることが事実だとすると、それ自体が問題なのではないだろうか。彼はこの事件の情報を自身に集めて、恣意的に選択して公開していると言っているわけだ。なぜすべてを公開しないのだろう。そもそも桜宮高校の事件は、学校間の競争を煽って、成果を求め、その手段として体罰も容認する、という橋下氏の教育方針の行き着く先という見方もできる。少なくとも彼はこの事件において第三者ではない。その彼が情報を恣意的に扱うことは、この問題の解決を阻害する要因になり得る。本来ならば本当の第三者にすべての情報を公開してこそ、真の問題が解明できるはずだ。あえてそれをしないのは、公開されるとまずい事実がそこにあるからと勘ぐられても仕方あるまい。
許されぬのはどちらの行為か
「教員の『駆け込み退職』調査 文科相『許されぬ』」。働くほど収入が下がる制度に変われば、早期退職を選択することはごく合理的な行動だよね。別に禁じられている行為でもないし。むしろ見返りのない労働を強制しようとする政治家の言動こそ許されるべきではあるまい。
スマートフォンの電源が
朝になって切れていたように見えたので、電源ボタンを押してみたのだけど起動しない。故障かと少々焦ったが、じっとボタンを長押ししていたら無事に起動した。ちょっと我慢が足りなかったようだ(^^;。ただなぜ電源が切れていたかは不明。