2014年1月
いったいどの口が
「安倍首相、『NHKは圧力排し中立維持を』」。NHKに圧力をかけている本人のこの発言はどう解釈すればいいのだろうか。みっともないほど政権にすり寄ったいまの報道姿勢を改めろと言うのなら立派だが(まぁそれ以前に自身のNHKへの露骨な圧力を恥じるべきだろうが)、おそらくはNHKの報道を歪めている自覚もないのだろう。ここまで常識からかけ離れた発言ともなると、馬鹿につける薬はないとあきれるほかはない。
東小金井に行列
nonowa東小金井が今日オープン。たまたま東小金井で降りたら、お店の前に行列ができていた。いままでなんにもなかった駅だから、こんな風景を見るのははじめてだ。もう少し落ち着いたらざっとお店を見てみようかな。
浅草むぎとろ
文字通り浅草のむぎとろのお店。本店には行列ができていたが、少し離れた別館はすぐに席に案内された。むぎとろとむぎとろ茶そばそれぞれに焼魚と天ぷらのセットを注文。うーん、なんというか、まずくはないけどただの麦ごはんととろろなので、この値段は高いなぁというのが正直な感想。このあたりは観光地のお店ということかな。
公共放送の私物化
「NHK:籾井会長、従軍慰安婦『どこの国にもあった』」。NHKが国営放送ではなく、国民の受信料で成り立つ公共放送だという基本的な理解さえ疑われる発言に頭が痛くなる。まぁ、民主主義を理解しない首相が強引にねじ込んできた会長だから、そのあたりの認識レベルのお粗末さもやむを得ないところか。でも会長がそれじゃぁ、組織がまともではいられまい。NHKに受信料を払うのが嫌になる。
日中関係「第1次大戦前の英独」
「首相発言がダボスで波紋」。例によって菅官房長官は発言が誤解されたと釈明しているらしいが、こういう発言は文脈の中で解釈されるという理解が足りない。さきの靖国参拝に見られるように、周辺国の感情を逆なでする言動を繰り返した上で、実際に開戦に及んだ第一次世界大戦前のイギリス・ドイツの関係になぞらえれば、そりゃぁ戦争する気満々だと思われても仕方あるまい。いくら口先だけで日中関係が重要だと付け加えたところで、自らの実際の行動がその真逆なのだから発言が信用されるはずもない。主要国の首脳にまともに相手してもらえていない現実を少しは自覚した方がいいと思うんだが。