NHKがふつうに仕事をしたということ

「週刊誌報道『事実と違う』」。集団的自衛権について誰もがふつうに思う疑問を官房長官に投げかけるという、いまのNHKには珍しくふつうの仕事をしただけだよね。で、官房長官はそれにまともに答え(られ)なかったと。その程度の議論もしてこなかった政策を強引に進めている事実が問題であり、NHKに対するクレームについては、いかにもやりそうなことだとは思うが、そのことでいまの内閣の評価が変わるものでもない。NHKに対する圧力はこれにはじまったものではないし。週刊誌への抗議を効果があるかを含めて考えたいと言っているあたり、この件についてあまり深入りさせたくない思いが伺えて、すくなくともクレームととられかねないことはやってそうな印象は受けるよね。