2011年10月
神奈川県 ポリオワクチン輸入へ
神奈川県が有料で不活化ワクチン接種を実施するらしい。これを厚労相が批判しているが、現実に接種控えが進んでいる状況では、有料でも不活化ワクチン接種の選択肢を広げることが免疫を持たない人の増加を抑止する方法ではなかろうか。まずいのは不活化ワクチンへの対応をずるずると遅らせた上に、切り替えまでの計画をはっきりとさせていない国の対応だろう。厚労相の発言はまったく支持できない。
これは虚偽記載では
あーる工房というリフォーム屋のサイトにやっていることというページがあり、そこにはスーツケースのタイヤ交換もあーる工房にお任せ下さいと記述してある。ちょうどうちのスーツケースのタイヤが写真と同じような形で壊れていたので修理をお願いしに行ったところ、即座にできませんと断られる。ホームページの記載を見て来たのだと言っても、部品がないからできませんと取りつく島もない。持っていったのはSamsoniteのスーツケースなので、別段、特殊なメーカというわけでもない。それができないのなら「やっていること」と謳うべきではないし、せめて対応可能なメーカを明示するべきではないか。しかも客に無駄足を踏ませといて、申し訳ないの一言もない。これほど不誠実な対応はなかなか経験できないと思うな。
ポリオ: 不活化ワクチン、1万7000人接種 厚労省調査
ポリオの生ワクチン接種を敬遠し、不活化ワクチンを接種する人が増えているらしい。当然といえば当然の傾向で、厚生労働省としては速やかに不活化ワクチンへの切り替えのロードマップを示すべきだろう。瑞樹くんには自費で不活化ワクチンの接種を受けさせるつもりではあるが、公費負担になるのを待つ人もいるだろうしね。接種を受けないまま、はっきりしない切り替えの時期を待つ子供が増えるのは好ましくない。
Dennis Ritchie氏死去
近ごろ訃報ネタがつづくが、今度はUnixとCの生みの親であるDennis Ritchie氏が亡くなった。自分が恩恵に与っているものの大きさから言えば、Steve Jobs氏よりもRitchie氏の残したものの方がずっと大きい。それだけに訃報に対する感慨も深い。UnixとCのない世界なんていまとなっては考えられないよ。
誰のための機能なのだろう
統計情報を更新したら実行計画が変わってパフォーマンスが悪化した、というどこかで見たことのある障害の対応で帰宅が1時になってしまった。このコストベースオプティマイズという仕組みは誰にとってうれしいのだろうか。SQLから実行計画が決まるルールベースであれば、事前にある程度レスポンス時間が読めるのだが、コストベースとなるとやってみなくちゃわからない、次が同じとは限らないなど、まったく業務アプリケーション向きとはいえない振る舞いをする。Oracleならまだヒント文で実行計画に自分の意志を反映できるが、DB2にはそうした手段もない。ルールベースの仕組みがなくなっていく傾向には納得できない。